今回紹介するのは、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神』に収録されているNo.4-11『拳闘師ネモ』です。
ラクロア城の危機に駆けつけた武道家という設定が、表面の力強いイラストと裏面のストーリーからしっかり伝わってくる1枚です。
紅い月、ラクロア、鉄血魔神という不穏なキーワードが並ぶ中で、拳闘師ネモがどのような役割を担っているのか。カードに記載された情報をもとに、表面・裏面の魅力をじっくり紹介していきます。
カード概要
・カードシリーズ:新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神
・カードNo.:4-11
・カード名:拳闘師ネモ
・表面タイトル:アイヤー! 紅い月にラクロアが封印されてるアルネ!!
・所属・肩書き:拳闘師ネモ
・HP:2500
・裏面タイトル:月に輝く鉄血魔神
・ストーリー番号:ストーリー1
・メーカー表記:BANDAI MADE IN JAPAN
・権利表記:©創通・サンライズ / ©創通・サンライズ・MBS
このカードは、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神』のストーリーカード的な要素を持つ1枚です。プレミアムバンダイで販売されたカードダスコンプリートボックスSPのシリーズで、同弾は新世聖誕伝説の最終章として紹介されており、全48枚が新イラストで構成されているとされています。
拳闘師ネモは、ラクロア城の危機に対して駆けつけたキャラクターとして描かれています。カード表面では、両手に武器を構えた躍動感ある姿が大きく描かれており、コミカルなセリフと緊迫した状況のギャップがSDガンダム外伝らしい魅力になっています。
表面の情報

表面上部には、カードNo.として「4-11」が記載されています。
その横には「アイヤー! 紅い月にラクロアが封印されてるアルネ!!」というセリフが大きく入っています。
中央には、拳闘師ネモのイラストが描かれています。黒い髪のようなパーツと長い三つ編み風の意匠があり、両手に棒状の武器を持って構えている姿です。背景には石壁のような場所が描かれており、ラクロア城周辺、あるいは城内を思わせる雰囲気があります。
下部の情報欄には、左から順に以下の内容が確認できます。
・拳闘師ネモ
・ラクロア城の危機に馳せ参じていた
・HP 2500
・右端に属性・マークのようなアイコン
なお、右端のアイコンについては、画像から形状は確認できますが、具体的な名称までは読み取れませんでした。
表面の見どころ
表面の最大の見どころは、拳闘師ネモの独特なポーズとセリフのインパクトです。
「アイヤー!」という掛け声から、拳法家・武道家らしいキャラクター性が一発で伝わります。さらに「紅い月にラクロアが封印されてるアルネ!!」というセリフによって、ただのキャラクター紹介ではなく、物語の重要な異変を伝える場面であることが分かります。
イラスト面では、赤・青・緑を中心にしたカラーリングが非常に目を引きます。背景の重い石壁と、ネモの派手な装備色の対比も印象的です。両手の武器を前後に構えたポーズには動きがあり、今まさに敵に立ち向かう直前のような緊張感があります。
また、下部に記載された「ラクロア城の危機に馳せ参じていた」という一文も重要です。ネモが単なる脇役ではなく、ラクロアの危機に反応して動いているキャラクターであることが分かり、ストーリーへの関わりを感じさせる情報になっています。
裏面の情報

裏面上部には、左側に「新約SDガンダム外伝」とカードNo.「4-11」が記載されています。
右側には「新世聖誕伝説」とあり、その下に「つきにかがやくてつけつまじん」という読み仮名付きで「月に輝く鉄血魔神」と大きく書かれています。
また、右側には「ストーリー1」と記載されています。
本文には、以下の内容が書かれています。
『ラクロア城』は『紅き月』に取り込まれ、その内部は異空間と化していた……。
『ラクロア城』では襲撃して来た敵モンスターに『ラクロア王国』の『金剛戦士ガンキャノン』、『拳闘師ネモ』たちが応戦。『バルバトス』ら『鉄血の騎士』たちと『新生アルガス騎士団』は、この戦いの真の敵でありかつての月世界を荒廃に導いた『月の悪』打倒にその居城『ジラズベイム城』に向かう。
下部の囲み枠には、拳闘師ネモに関する説明として以下の文章が記載されています。
普段はラクロア山中で武道の修行を行い、人里に降りてくることはない。
武道の達人としての洞察力が、異世界脱出のカギを見つけ出した。
権利表記としては、
©創通・サンライズ
©創通・サンライズ・MBS
と記載されています。
右下には「BANDAI MADE IN JAPAN」とあります。
裏面の見どころ
裏面の見どころは、拳闘師ネモが物語上でかなり重要な役割を持っていることが分かる点です。
表面では、ラクロア城の危機に駆けつけた戦闘要員のように見えますが、裏面では「武道の達人としての洞察力」が異世界脱出のカギを見つけ出したと説明されています。つまり、ネモは単に戦うだけのキャラクターではなく、状況を見抜く知恵や精神性を持った人物として描かれているのがポイントです。
また、ストーリー本文には「紅き月」「異空間」「月の悪」「ジラズベイム城」といった、いかにもSDガンダム外伝らしいファンタジー要素が詰め込まれています。ラクロア城が紅き月に取り込まれ、内部が異空間化するという展開は、かなりスケールが大きく、シリーズのクライマックス感を強く感じさせます。
さらに、『金剛戦士ガンキャノン』『バルバトス』『鉄血の騎士』『新生アルガス騎士団』など、複数の勢力・キャラクター名が登場している点も見逃せません。1枚のカードながら、物語全体の流れを知るうえで重要な情報が詰まっています。
このカード(シール)はどんな1枚?
この『拳闘師ネモ』は、ラクロア城の危機と、紅き月に関わる異変を伝えるストーリー性の高い1枚です。
カード表面だけを見ると、コミカルな口調と派手な戦闘ポーズが目立つキャラクターカードに見えます。しかし裏面まで読むと、ネモがラクロア山中で修行を続ける武道の達人であり、異世界脱出のカギを見つけ出すほどの洞察力を持っていることが分かります。
このギャップが非常に魅力的です。
一見すると陽気でクセの強いキャラクターですが、実は物語の突破口を見つける重要人物。SDガンダム外伝らしいキャラクターの濃さと、ファンタジー世界の重厚なストーリーが同居しているカードだと言えます。
また、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神』は、鉄血の騎士たちの物語に関わる最終章的な位置づけとして紹介されているシリーズです。
その中で、拳闘師ネモはラクロア側の戦力としてだけでなく、異世界脱出のヒントを導く存在として描かれているため、ストーリーを追ううえでも押さえておきたいカードです。
このカードの現在の相場は?
拳闘師ネモ単体カードの相場は、状態や販売場所によって変動します。
確認できた範囲では、駿河屋の商品ページに「4-11[ノーマル]:拳闘師ネモ」として中古価格1,120円の掲載がありました。
また、メルカリにも「新約SDガンダム外伝月に輝く鉄血魔神4-11拳闘師ネモ」として出品ページが確認できましたが、検索結果上では価格の詳細までは確認できませんでした。
一方で、シリーズ全体のコンプリートボックスSPとしては、Yahoo!オークションの過去落札情報で「新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神」のコンプリートボックスSPが11,605円で落札された例も確認できます。
そのため、この拳闘師ネモ単体については、現時点ではおおよそ数百円台後半から1,000円台前半あたりがひとつの目安になりそうです。ただし、カードの状態、美品かどうか、角スレや反りの有無、セット販売か単品販売かによって価格は大きく変わります。購入や売却を考える場合は、メルカリ、ヤフオク、駿河屋などで直近の出品・落札状況をチェックするのがおすすめです。
まとめ
No.4-11『拳闘師ネモ』は、『新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説 月に輝く鉄血魔神』に収録された、ラクロア城の危機を描く重要な1枚です。
表面では、武器を構えて戦う拳闘師ネモの姿と、「紅い月にラクロアが封印されてるアルネ!!」という印象的なセリフが目を引きます。裏面では、ラクロア城が紅き月に取り込まれ、異空間と化しているという緊迫したストーリーが語られ、ネモ自身も異世界脱出のカギを見つける存在として描かれています。
コミカルな口調、武道家としての設定、そして物語の突破口を担う重要性。
このカードは、拳闘師ネモというキャラクターの魅力をしっかり味わえるだけでなく、『月に輝く鉄血魔神』の物語を追ううえでも見逃せないカードです。






























